2010年11月26日金曜日

非モテ系男子の実態に迫る


若者の恋愛離れが叫ばれ草食系男子が注目を集める中、モテたくてもモテない「非モテ系男子」と呼ばれる人々が存在しています。しかし彼らはイケメンと草食系男子の陰に隠れてしまっているため、なかなかスポットライトが当たりません。そこで、今回はそんな非モテ系男子の実態に迫ってみようと思います。

まずは世の中にどんな非モテの男子たちがいるのかを調査するため、インターネットで5歳から125歳の女性に「身の回りにどんな非モテ系男子がいますか?」という質問をしてみました。すると、実にバラエティ豊かな答えが寄せられました。

・「私の隣の席の男子。成績はいいけど、まじめすぎてメガネを3つもかけていてモテないと思う。そもそもメガネを3つかける意味がわからない」(13歳 中学生)

・「食事に誘われたから付いていってやったのに安いファミレスだし割り勘だしで、この男は絶対モテないと確信しました」(5歳 幼稚園児)

・「私のお兄ちゃんは22歳なのに仕事もしないで近所の公園で小学生たちを水鉄砲でいじめています。そんなお兄ちゃんは非モテ系だと思います」(11歳 小学生)

なるほど、世の中にはさまざまな理由でモテない男子がいるようですね。貴重なご意見ありがとうございました。なお、125歳の女性はすでに亡くなっていることがアンケート後に判明したため、孫が代筆していた回答は無効とさせていただきます。

さて、女性の声を聞いたあとは当の男子たちにも取材を試みました。今度は当事者たちのより生の声を集めるため、「アニメのモノなら何でも揃うアニメ専門店!」でおなじみのアニメグッズショップanimate京都店にて、シャツをズボンに入れている男性のお客さんをターゲットに「あなたモテませんね? どうしてだと思います?」との質問を投げかけてみました。

・「そんなことありません。家には24人の嫁と37人の妹と56人の娘がいるんです」(フィギュアヲタ)

・「ちょっと何なんですかその質問。失礼じゃないですか。いきなり何なんです? 誰なんですあなた?」(ガンダムヲタ)

・「もう付きまとわないでください。迷惑です!」(ガンダムヲタ)

最終的にanimateの店員に追い出されるまでインタビューを続けましたが、結局これはあまり上手くいかず……。どうやら質問の仕方に問題があったようです。

そこで次に、非モテ系男子の生態に詳しい、慶応偽塾大学社会学部社会学科教授で恋愛社会論を研究されている玉川金之助先生にお話を伺いました。

「モテる男性とモテない男性との恋愛格差が広がるに連れ、いわば恋愛難民とも言える非モテ系男子が増加しつつある。これ以上そのような男性を増やさないためには個々人の努力とともに、行政による対策が必要とされる時期にきている。国は早急にイケメン税を導入せねばならない。ちなみに、私は女子大生にチヤホヤされたくて大学教授になったのにゼミに女性が一人もおらず非モテ系男子ばかりが入ってきて嫌気がさしている。もうこの仕事辞めたい」

イケメン税——そんな税が導入されたら、少しは非モテの男性に経済的余裕ができ、希望が見えてくるかもしれませんね。非モテが苦しむ世の中を変えたい、という人は、次の選挙でイケメン税導入を掲げている政党に投票してみてはいかがでしょうか?

2010年11月23日火曜日

不思議の国のコラムニストをめざして


「ないないないない、時間がないっ!」

そう叫びながら大急ぎで走り去ってゆくうさぎを追いかけ、そうしてこの国にたどり着いたのはもう何年前になるだろう。今ではすっかりデタラメな世界にも慣れてしまった。

しかし、こう毎日帽子屋と三月うさぎのイカレコンビとお茶会ばかりしてるのにも飽きた。ねずみの鼻にジャムを塗りたくる生活では張りがない。

ということで今日からひっそりとコラムを書き、こっそりとブログに載せていくことにする。どうぞよろしく。