2016年1月10日日曜日

長編小説の書き方

やっとこさ、小説にまた着手した。師走に実家に戻り、職探しをするでもなく怠けていたのだが、ようやくである。現在、第二章の中盤あたりまで進んだ。

さて今回は、ワナビブログらしく(?)、長編小説の書き方について解説してみようと思う。もちろん私はど素人であり、まったくそんなレクチャーをする立ち位置にはいないのだが、「小説を書いている」と言うとどうやって書くのか尋ねられる機会もチラホラあるので、ざっくり書いてみたい。

まず長編小説というのはおよそ10万字程度あればよい。私の場合はたいてい12万から13万字程度となる。これを400字詰め原稿用紙に換算すると350枚といったところ。これだけあれば立派に一冊の本として成立する。文庫本になればおそらく300ページ弱の分量であろう。

一気に10万字を書く必要はない。いくつかの章に分ければいいのだ。8章立てとすれば、一つの章は12500字である。さらにこれも、シーンに分割することができる。4つのシーンで一つの章を構成すれば、ワンシーンは3000字強でいい。

また、書くペースもさほど無理をする必要はない。よく、そんなにたくさん書けないという人がいるが、少しずつ書けば問題ない。1日に400字、原稿用紙1枚分だけだとしても、1年かければ365枚となり、ひとつの作品が完成する。1日に4000字、原稿用紙10枚分書けば、1ヶ月で完成だ。そしてなんと、1日に4万字、原稿用紙100枚を書けば3日とかからない。さらに、1日で10万字書くとすると、わずか1日で完成してしまう。

案外、長編小説を書くというのは簡単である。

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